- 2009/10/07 くも膜下出血介護日記 7日目
- 2009/08/20 くも膜下出血介護日記 6日目
- 2009/08/14 くも膜下出血介護日記 5日目
- 2009/08/13 くも膜下出血介護日記 4日目
- 2009/07/15 くも膜下出血介護日記 3日目
- 2009/07/05 くも膜下出血介護日記 2日目
- 2009/06/18 お見舞いのお花が届きました。
- 2009/06/17 くも膜下出血介護日記 1日目
- 2009/06/14 くも膜下出血介護日記 0日目
- 2009/06/09 退院してきました。
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くも膜下出血介護日記 7日目 
2009/10/07 Wed. 18:58 [edit]
今日で入院してから1週間。あの1週間前の悪夢がウソのよう…。
朝5時頭痛があるので水枕と頭痛薬をもらった。7時、ちょっと熱った顔や首も熱が下がってきたのかな。
朝の回診主治医の先生がドレナージの管に固まっていた髄液とたんぱく質をほぐしていった。今日あたりからもう一つの山越え、いろいろな後遺症や合併症がでてくるのはこれから…といわれた。
8時半、熱がまだあるけど顔の熱りはなくなったがまだ熱があるので抗生剤の薬を変えてみることになった。
朝食はおかずを全部食べた。今日からおかゆがご飯になった。
朝の飲み薬は便秘薬のみ。食事中に血液もとった。食べ物の制限もなくなった。
看護婦さんに体拭いてもらった。
お昼ごはん、ご飯とおかず少し残した。お昼の薬今日はないのかー。
私がトイレから戻ってくると旦那の酸素マスクがはずれてた。
いや自分ではずしたらしい…



頭の血管のれんしゅくが無くなってきて正常に戻ってきてるのは分かるけど非常に困ります。
ちなみに酸素マスクは血の巡りをよくするためのものだそうです。とくに術後に寝たきり状態で体を動かせない人は必要のもの…と看護婦さんから聞いた。
夕飯時、また頭痛。食事もほとんど残した。
頭痛薬を飲んですぐに横になった。5時ごろの血圧が上が90だったのでビックリと不安になった。もう一度測りなおして上123になった。
朝と同じで頬が異常に熱い。私には濡れタオルで冷やすぐらいしかできない。旦那もそれで気持ちいいとのことだからいいのかな。
6時近くになりイビキが聞こえてきた。ようやくおちついたかな。夕方から点滴の抗生剤が変わったらしい。
私にはよくわからないけど、頭痛と食欲のなさに関係あるのかな。
おなかがすいたらあとでパンをあげよう。看護婦さんも主治医の先生も心配しているよ。
夜7時過ぎから元気になってきた。目もパッチリ開いて夕飯時の頭痛はどこへ?「黄金伝説」「ゴチ」みて元気になった。
途中、「帰ろうか」と言われ「どこへ?」と聞き返すと一瞬、間があって「あっ!」と思い出す。
時々、記憶が飛ぶのも自覚してきたらしい。明日はご飯食べてくれるかなー。
便もでてくれるといいなぁ〜おなかはなってるのにね。

だからインフルエンザの名が豚→新型になったのも看護婦さんに聞くまで分からなかった。
新型はA型インフルエンザに似ているらしい。
と言ってもA型とかB型とかよくわからんけど…

予防注射しても なる人はなる! と言われ…
それもそうだと思った。結局はあまり深刻になるなということかもしれない。

メモ帳に書いてた当時のことをほとんどそのままかいてるので(ちょっとは編集してるけど)なんだかとても今では懐かしいです。でも当の本人は全く覚えていないのよね。あの時「あーだったこーだった」と言っても覚えてないのよね。
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くも膜下出血介護日記 6日目 
2009/08/20 Thu. 20:08 [edit]
朝ごはん、おかゆ半分残した。
担当医が早朝問診に来て、ドレナージ装置を動かして血液の流れをよくしていった。
10時半頃、手術の傷口の消毒。一週間後にMRI検査。
右脳の血管が萎縮していると左手足の不自由、左脳の血管萎縮だと右手足の不自由になる場合がある。また脳に傷があると言語障害などが出て来る。
担当医の先生が丁寧に教えてくれた。全ての結果が分かるのは1週間過ぎないと分からないらしい。
便はまだでない。オムツには少し付いてる。下剤を処方してくれるそうだ。
お昼は少ししか食べなかった。頭痛があったのでベッドは斜めにして私が口まで運んだ。
お昼には下剤を飲んだので便が柔らかくなって出やすくなるといわれ。少し安心。
でも寝てばかりいるので夜また目が覚めて不思議ちゃんになるかなー。
もしかして、今日も睡眠薬だしてくれるかも…。
夕方、お昼から続いてる頭痛が治らないので頭痛薬を飲んだ。
夕方の担当医回診、明日CTを撮るらしい。下剤を夕方も出してくれる。
消灯時間前には眠剤も出る予定。
夕飯は頭痛が治まって6時ごろ、今日の夕方の飲む薬は鎮痛剤に下剤に眠剤。
今度こそ、ウンコでるといいなぁ。腸の中のウンコをかなーりやわらかくしてくれるらしい。
眠剤と鎮痛剤のおかげでかなりグッスリ!っていうかいつもの病気前の旦那のイビキが聞こえてきた。
途中、イビキが全くなくなると無呼吸症候群?みたいな不安になってしまう。
頭の病気だけにいろいろ不安だ。
血圧注射点滴がなくなった。

そういえば今日の旦那はスカパーのアンテナ付けてくれた。
付けてくれたけどまだ写らないぢうやら角度が悪いらしい。
2ヶ月はスカパーに無駄金払ってるよー!
っていうかゲームセンターCXの24時間スペシャルまでに間に合うのか?
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くも膜下出血介護日記 5日目 
2009/08/14 Fri. 20:13 [edit]
9時半ごろ、半分抜糸した。
旦那のお母さんが来た。泣いていた。
お昼ごはん、全部食べた。
便が出たいとトイレに行こうとして手の拘束をはずして欲しいと何度も言われる。
起き上がることは絶対にダメなので、オムツしてるからそのままして欲しいと何度もいうがそのたびに便を我慢してしまう。
午前、午後と寝てばかりなので夜寝てくれるか心配。
午後からラジオを聴き始めた。
4時半になると夕飯が届いたが寒気がするのでちょっと時間をおいてから食事になった。
看護婦さんが心配して見に来てくれて夕飯開始。
夕食後「デパス錠」というのを飲んだ。
脳槽ドレナージの色が透明なのが出てくるようになった。
食事中など起き上がってるときは頭もはっきりしていて会話がそれなりに成り立つが横になるとスイッチが入ったようにおかしなことを言い始める。この頃からおかしなこと言い出したり行動をとったり不思議な目で見つめられると、私は不思議ちゃんと呼ぶようになる。看護婦さんも真似して言い始めた。「不思議ちゃんはいりはじめましたねー。」とか(笑)。
夕飯はおかずとサラダ少し残した。
8時半頭痛が起きる。点滴で痛みがなくなるはずだったが痛みが続いたので頭痛薬を飲んだ。
10時頃、主治医の先生に処方してもらった睡眠剤飲む。

まだこの頃は、それでも目が離せなかったけど。
とにかくトイレに行くために起きようとしてたかな。
何度も起きられないんだよ!と伝えてたよ、看護婦さんと一緒に。
そのたびに「ふぅ〜ん」と言ってまた寝てた。いわゆる不思議ちゃんスイッチ少し入ってます。
とにかく、脳槽ドレナージっていう頭の中に入ってる管が抜けない限りは起き上がることは出来なかったから、トイレに関しての説得ばかりしてた気もします。
そんな旦那の今の毎日は、私の友人の同人誌に首ったけ!
「2巻はでないのか!出ないのかなー、出て欲しいなぁ〜。」とか私に吠えてます。
いや私に言うより直接、本人のBBSに投稿したほうが゜いいんじゃないの〜。というと照れちゃって何も言わなくなる。
それでも毎日、読んでますよ…かいなさん…。
そんな旦那が



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くも膜下出血介護日記 4日目 
2009/08/13 Thu. 19:08 [edit]
昨日のことはウソのような感じに静かな朝。
「




今日は一日中寝ている。
手術した傷跡が



夕飯4時40分頃まで、

夕飯は

夕飯時から


ラジオが解禁!テレビはまだ刺激が強いのでダメ。
脳槽ドレナージの血液の色が薄くなってきた。
私が昨日の疲れですっかり




後日談…
久しぶりの介護日記の

当時の話していた病院にいくときの話は実は二転三転したりする。
頭切れているのに歩いてたら途中で息絶えますから…

ちなみに今日の旦那は、朝5時頃に起きて注文の

最初は手術跡があらわになるのが嫌で頭に

病院に売っていたバンダナがデザイン的にいい感じに渋いのが多かったので今度の検査の時に買おうかなーとか…。
ぜひ、そのときは


病院のくせに手作りシフォンケーキがうまいときている。
プリンもロールケーキもおいしいです。
食堂では手作りクッキーも!

もう検査じゃなくても個人的にスイーツ目当てに行きたいなー

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くも膜下出血介護日記 3日目 
2009/07/15 Wed. 19:30 [edit]
手術後のガーゼの取替えをした。
朝食後、少し便が出た。(下痢)
1日中、背中と腰の痛みが続く。
しっぷのはりかえと揉み叩きの繰り返し。
夕方、食後トイレに行きたくても行けないことや手がベッドに縛られてることもありかなりのストレスがあったらしく暴れ始める。
幻覚や言葉にかなり意味のわからないことを叫んだりわめいたりした。何度同じことを繰り返し言っても忘れてしまう。
体もかなり動き始めて足もベッドに固定した。
足まで固定されてしまうと、ますますストレスがたまってしまい、さらに言動が激しくなり怒り出してしまった。(犬がガルル〜って感じ)目はどこ見てるか分からない。
看護婦さん、4〜5人で押さえつけて自力ではずしてしまった手足の抑制、点滴止めたりつけたりした。
最後、鎮静剤の注射を打ち、ようやく少しずつおとなしくなっていった。
ものすごく、恥ずかしくなるくらいに大泣きしながら体を押さえた忘れられない夜になった。
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くも膜下出血介護日記 2日目 
2009/07/05 Sun. 20:34 [edit]
背中と腰にかなりの痛みがあるので湿布をだしてもらう。
午後からCT検査と術後の傷跡確認。
検査後、頭の激痛があり足をバタバタさせて暴れる。
頭痛薬を飲んで、その場はとりあえずおさまった。
便が出た。(かなりの水系下痢)
夕方から食事開始。
最初の食事なのでおかゆ。
深夜、背中等の痛みで目が覚めてしまったらしく痛み止めの座薬を入れてもらう。


いやはや旦那すっかり元気…心配になるくらい…

リハビリとかいって

病院から出てる薬も頭の薬じゃなくて肝臓の薬だし…

血液検査でひっかかったらしく…脳外科なのに肝臓の薬ですよ。
なんだかなぁ〜。
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お見舞いのお花が届きました。 
2009/06/18 Thu. 15:09 [edit]

友人「佐倉唯」さんからお見舞いの




旦那もすごく

住所見てね。私はわかるからいいんだけど。
あんまり、立派なお花なので枯れる前に写真をとりました。
実は入院中にも別の友人「simtek」さんからお見舞いのお花をいただきまして写メでも…と思ったのですが場所が病院だっただけに携帯の電源を入れることが出来ませんでした。



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くも膜下出血介護日記 1日目 
2009/06/17 Wed. 21:01 [edit]
5月14日 1日目
昨日起こった頭痛がまだ治らないというか痛みを増してるとのことでK病院まで車で送るが診察が出来ないとのことで旦那一人で歩いてS病院へ行く。
CTスキャン等の検査の結果脳の中心部のクモ膜下出血と判明。S病院では手術できないので、
救急車で
R病院へ移動。
病院についてすぐ脳血管撮影とCTの検査。
検査後、午後3時〜7時半まで緊急手術。
手術名は「脳動脈クリィピング」「脳槽ドレナージ手術」
脳から管をさして、出血した血を外に出すために頭は絶対に動かせない。
絶対安静の身なので手袋をしてベッドに手を縛って固定される。
管が外れてしまうと、命の危険がある。
上に書いたものは入院初日に書いたもの。少し修正はしてますがほとんどそのままかいたのかな。
さて、あとから本当退院して記憶がはっきりしてきてから聞いたこの日の旦那の当日での話はこの日記とは全く違っていたのです。
「なんてことー!」
実際は、私がのSa病院まで送った後受付時間までまだ時間があるので病院内を
ウロチョロ〜
しかし、受付が開始されるや「今日は脳外科の日じゃありません。明日です。」と簡単に断られたらしい。S病院を紹介されて、
タクシー呼んでもらって
S病院に着く。
S病院では最初に
問診表書かせられる。次に名前を呼ばれて「CT撮りに行ってください」と言われるがここではなんと1時間待ち!
その1時間退屈なので、また病院内をウロンチョロン…
(後から聞くと、
寒気のする行動である。)
ようやく番が来てCTを撮り終える頃に周りがバタバタし始め、撮り終わるとストレッチャー登場。
「体動かさないで」「あんまり、しゃべらないでくださいね。」との言葉、何が起こってるのか全くわからなかったらしい。
ストレッチャーで診察室へ服を全部脱がされて検査着に着せられて点滴打たれたり、麻酔打たれたりしてMRIやら肺レントゲンとか撮ったらしい。
で、多分そのあと麻酔がきいてきてトロントロンしてるところへ店に電話が来て慌てて呼ばれた私が来たってところのようだ。
で先生に病名言われて「半数が死亡します!」とか急に言われて頭が
真っ白になっちゃったんだよねー。
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くも膜下出血介護日記 0日目 
2009/06/14 Sun. 12:38 [edit]
5月13日 0日目
朝のことです。旦那が毎朝の生理現象の為トイレに籠もります。大の時は本当長い! その日も長かった。しかし、いつもと違うのは頭を抱えて「なんか切れた頭の中切れた。」とか言いながら激痛の走る頭抱えて横になった。「寝てれば治るから。」と旦那。私は大丈夫なのかな?と半信半疑。とりあえず布団敷いて寝かせといた。
旦那によると激痛が走った瞬間に手が痺れがきて、頭の中上の方からサーッと水を被った感じがして、全身鳥肌が駆け抜けていった感じがしたという。いつもの頭痛と違うかなと本人も思ったらしいが本当に切れてるとは思わなかったらしい。
私も顔色は悪いかなとは思ったけど、本人が大丈夫と念を押して、病院に行かなくてもいいと言われたから夢にも思わなかったけど。
そして、悪夢の次の日を迎えたのでした。
category: くも膜下出血介護日記
退院してきました。 
2009/06/09 Tue. 15:50 [edit]
でも、外でたら暑いこと…二人して「ラーメン食べるんかー?」「いや…」
ってことで急遽変更「ざるそば」になりましたが、二人だけでゆっくりと帰ってきました。店の方にも顔出して、「今日と明日はまだアッチで寝るわ。環境が変わるだけでも疲れるから」と言って戻ってきました。
とは言っても引越しは目の前にぶら下がってるようですが。
ただでさえ、老人ボケの始まって徘徊まではじまってしまったばーちゃんと一緒に暮らすのはストレスたまりますよ、旦那も私も…。
とはいえ、今日は退院1日目。夕方は退院パーティーだそうですわ。
旦那は飲めませんけどね。
今は私の隣で気持ちよさそうに寝てますわ。ホホホ…
それでは、退院してきましたので近いうちに「看病日記」書いていきたいと思います。
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